マインクラフトはやればやるほど味が出るすごいゲームです。2014年9月にMicrosoftが開発元のMojangを買収しました。このゲームは自由度が高くて色々な楽しみ方があります。それは人生にも通じるものがあるので、マインクラフトでのプレイスタイルを観察していればその人の人生観が分かるといっても過言ではないような気がします。
マインクラフトを娘と一緒にプレイしているのですが、日々娘の成長を感じます。初めのうちはサバイバルモードを嫌っていて、クリエイティブモードしかプレイしませんでした。無限の資源で自由に作ったりするのが好きだったようです。反面、敵キャラが出てきたりするのが怖いみたいでした。私は逆に、資源が無限なら何もすることがない、そんな中で作ったり壊したりしていると逆に虚しさを感じるタイプでした。限られた資源だからこそ、それを得られるときに喜びを感じるし、それをうまく使うことで生活が豊かにするのが楽しい。そんなふうに思っていました。娘に合わせてクリエイティブモードを一緒にプレイすることもあれば、娘が私に合わせてくれてサバイバルモードをすることもありました。サバイバルモードでは、娘は敵キャラが怖いので素早く家を作り、引きこもろうとします。家の中から「あれ取ってきて」「帰ってきて」など色々リクエストされる・・・。しばらくはそんな感じだったのですが、少しずつ慣れていき、村を一緒に探しにいったり、できることが増えてきました。洞窟は今でも一人では潜らないですが、だいぶ慣れてきたと思います。
私の場合は日々楽に生活できるようになりたいな、と思っているので、家作ってベッド置いたら地下で鉄掘ったりダイヤ入手したりで装備品を準備しつつ、自動装置を作ったり、エリトラ探しに行ったりします。リクエストばかりだった娘もだんだんできることが増えていきました。自分で斧作って木を切る、そしてそこから棒を作って村人に売るなど。自分や娘の行動を見ていると、マズローが提唱している欲求の段階説がゲーム上で再現されている気がします。敵に襲われない家づくりをして、自給自足の生活を手に入れるのは、このゲームではさほど難しいことではありません。ではその生活を手に入れたあと、何をするのか。何か目指すのか。その行動を見ているとその人の人生観も分かる気がします。食料を貯めるのもよし、村を探して交易するのもよし、レア鉱石を求めて地下に潜るのもよし、巨大な建造物を作るのもよし、狩りをするのもよし。電気(レッドストーン)を活用して自動化にチャレンジするのもよし。
(参考)
https://ascii.jp/elem/000/000/933/933106/
マインクラフトは大きくJava版と統合版の2つの種類があります。子どもがプレイしやすいのはNintendo Switchの統合版。私はAndoirdスマホから統合版をプレイしていて、Nintendo Switchから接続しています。一人プレイならModなどで遊べる、Java版もおすすめです。
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