Microsoft IMEとiOSの日本語入力のローマ字入力の違い

tokです。こんばんは。

前回に続いて、iOSのローマ字入力を調べました。

Webで調べてもAppleのドキュメント等見つからず。そのため、Microsoft IMEとGoogle日本語入力で使えた入力をiOSで使えるか試してみました。

Microsoft IMEにあって、iOSに無いもの

以下の表のとおりです。「く」をcuで打つと速いというのは見たことがあるのですが、それ以外は使っている人いないかもですね。

文字打ち方Microsoft IMEiOS
yiox
whuox
lyiox
xyiox
caox
cuox
coox
ciox
ceox
ヴぃvyiox
ヴぇvyeox
n’ox

iOSにあって、Microsoft IMEに無いもの

以下の表のとおりです。

文字打ち方Microsoft IMEiOS
くぃkwixo
くぅkwuxo
くぇkwexo
くぉkwoxo
ふぁhwaxo
ふぃhwixo
ふぇhwexo
ふぉhwoxo

こちらも使っている人はいない・・・かと。ふぁふぃふぇふぉはFA,FI,FE,FOは共通ですし、2キーで打てます。

Microsoft IMEとiOS、同じ打ち方でも文字が違うもの

トリビア的な。話のネタにどうぞ。

打ち方Microsoft IMEiOS
quくぅ
kwaくぁくゎ

まとめ

Microsoft IMEとiOSのローマ字入力の違いについて調べました。大半の人にとっては実使用上問題が無い違いだと思いますが、速さ・効率を追い求めるタイパーにとっては大きな違いなのかもしれません。

同じ入力で違う文字が出るものも出てきたので、tttttypingにおいて設定なしで全てを網羅するようにはできません。設定なしで、実際に使っているであろう打ち方をほぼ網羅したものにするか、もしくは設定で「Microsoft IME」「Google日本語入力」「iOS」等設定したうえでそれぞれの流儀に従うかですね。

今まで体験してきたタイピング練習ソフトでそのような設定があるものは見たことが無いので、前者で対応しているのだと思います。

では今日も楽しくタイピング練習!

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おまけ

それにしても、こういった汎用的かつ昔から使われているもので、標準が定まっていないものなんてあるのかと思って改めて調べてみたら関係しそうなものがありました。

  • JIS X 4063:2000(仮名漢字変換システムのための英字キー入力から仮名への変換方式)
    ※2010年1月20日に廃止。ISO3602との整合が問題っぽい?
  • ISO 3602 日本語のローマ字表記を定めた国際規格。

たとえば「てんねん」を、ISO 3602に従ってローマ字に転字すると「tennen」になる。「tennen」をISO 3602に従って仮名変換すると「てんねん」になる。ところが、「tennen」をJIS X 4063に従って仮名変換する場合は、「てんねん」となるのは基本的に許されず「てんえん」になってしまう。つまり、JIS X 4063は少なくともこの一点においてISO 3602違反だった。じゃあ、ISO 3602の方を改正するのか、というと、そもそもISO 3602は、昭和29年12月9日内閣告示第1号『ローマ字のつづり方』にしたがっているのだから、内閣告示の改正にまで話がいきついてしまう。

(中略)

日本工業標準調査会は平成21年12月7日の情報技術専門委員会で、JIS X 4063の廃止を承認してしまった。結果として、制定からちょうど10年後の平成22年1月20日をもって、JIS X 4063は廃止されてしまったわけである。

https://srad.jp/~yasuoka/journal/518878/

あったけど無くなっていたというべきでしょうか。

もともと異なる言語を無理やり(?)一方の文字にマッピングしているのだから、それはどこかで無理が生じますよね。。

逆に日本語キーボード(アルファベットが印字されていないものは無いかもしれないけど、ここではあえて平仮名しか印字されていないものを想定して)を使って英文(英単語)を入力しようとすると、どんな無理が生じるか考えるのは、思考実験として面白いかもしれません。(一瞬で眠りに落ちる・・・)

あるゆる言語の音声を文字で表記しようとしてる国際音声記号のキーボードを作れば、どんな言語でも発音さえわかればタイピングできる世の中がくるのかも。

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