ローマ字は文字によって複数の打ち方が存在します。例えば「ふ」と入力したい場合には HU でも入力できますし FU でも入力できます。「きょ」と入力する場合、一度に打つなら KYO、「き」の後に「ょ」を打つなら KILYO と打つことができます。
「きょ」を打つなら打鍵数少ないし私は断然 KYO で打ちます。「きょ」と打とうとしたとき、誤って Kの次に I(アイ)を押してしまった場合、親切な練習ソフト(例:playgram ) は『この人は「き」の次に「ょ」を打つ人なんだな」と理解して、その後に打つべき文字を LYO にしてくれるものがあります。そして次に「きょ」が出てきたときにも KILYO で打つように表示されます。
K の次は Y を打とうと思っていて誤って間に I を打ってしまうと、次に Y を打とうと思っていたのにその前に L を打たないといけなくなり、混乱してしまいます。実際に文字入力しているシーンであればbackspaceで消した後に KYO と打つかと思いますが、タイピング練習ソフトは一度打った文字を戻す機能は無いんですよね。
事前設定なく自分の打ち方で上書きできるのは便利でもあるのですが、このような場合は逆に不親切になってしまいます。
一方拙作ttttypingでは「きょ」は KYO で固定。「じ」や「ふ」など複数の打ち方があるものについては事前設定することでそれ以外の入力を受け付けません。自分の打ちたい打ち方に集中できます。
どちらも一長一短あるので、ソフトを選ぶ際にちょっと気にしてもらえれば幸いです。
では楽しいタイピングライフを!
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