(2021/4/4 数値が誤っておりましたので訂正しました。申し訳ございません。)
何事もゴールを設定しないと、そこに向かって進めないし迷子になってしまいます。タッチタイピングの魅力の1つは入力するスピードですので、スピードを目標にしてみてはいかがでしょうか。
どうやって速さを測るか
タイピングスピードについては色々な測定方法がありますが、一番シンプルなのは「単位時間あたりに何回正解のキーをタイプできたか」になるでしょう。自動車の速さなどと一緒です。時速60kmといえば1時間あたり60km進むということですね。タイピングも同じように、「1秒間あたりのタイプ数」、「1分間あたりのタイプ数」として表します。
目標はどのくらい?
毎日パソコン入力コンクールさんのサイトではスピードの目標を手書きの2倍としており、「1分間に
日本語80文字を正確に入力できる」と定めていました。こちらはタイプ数ではなく、漢字などへの変換も含めて80文字としているので、完成された文章として仕上げるまでを測定しています。手書きと同じスピードならあえてキーボードを使わなくてもいいかもしれませんが、2倍速く文章が打てるようになればやっぱりキーボード使おうってなりますよね。
比較の動画もありました。
うお!?
魚を「うお」で変換しているところにビックリしてしまいました。たぶんこの動画で見てほしいところはそこじゃないと思うのですが、何度もでてくるのでそこばっかり気になってしまいました。。確かに「うお」のほうがタイプ数は少ないですが、普通は「さかな」と読んでいるところをタイプするときに「うお」にするのは脳が疲れそうです。これが自然にできているのだとしたらなんかすごい。
日本語文字数とタイピング速度
tttttypingでは結果画面がこのようになっており、
すっきり見せるために単位を書いていないのですが、スピードは「1分間あたりの正解キーを押した数」になっています。
実際の文章ではローマ字入力した後に変換候補を出してその中から選択します。ある文章(※)では日本語105文字ですが、この日本語を打つためにローマ字入力でキーを押す回数は240回でした。漢字変換前のひらがなを入力するのでも1文字あたり1~2回キーを押す必要がありますし、漢字変換するとさらに文字数が減るので、この場合だと日本語文字の2.4倍ほどキーを押しています。
さらに漢字変換候補を出し、それを選ぶ手間がかかります。この手間をざっくりキーを押す回数の1.2倍くらいかかると仮定すると、上記の日本語80文字はtttttypingにおけるスピード230相当(80×2.4×1.2)。手書きのスピードと同じくらいなのは日本語40文字、tttttypingにおけるスピード115くらいでしょうか。レベルに応じて参考にしてみてください。
しかし変換まで入れると変換ソフトそのものの賢さが影響するのと、正しく変換するのに効率の良い変換単位を考えたり、変換候補を素早く選ぶのも必要だったりでタッチタイピング以外にもスピードアップするコツがありそうです。
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