タイピング速い人を見ると仕事できそうな感じがしますよね!いまどきの学生ならコンピュータの学習も進んでいて、そんなときにタタタタって颯爽とタイピングできたら好感度爆上がりでしょうね!いや、やっぱり足が速いほうがモテるんでしょうか・・・。
ではどうすればタイピングが速くなるか。これはタッチタイピング(ブラインドタッチ)を習得することです。闇雲にキーボードに向かっていてもタッチタイピングできるようにはなりません。某鬼を狩る剣士のように、しっかり型を覚えて反復練習することが大事です。
世の中には様々なタイピング練習サイトがありますが、初心者向けだったり上級者向けだったり、対象とするレベルが様々です。有名どころを紹介しますので自分に合うものを選ぶ際の参考にしてみてください。
(1)寿司打
お寿司大好き!見た目は華やかなのですが、練習部分の要素が少なく、ある程度タイピングできる人向けな印象です。
(2)Easyタイピング
無駄なものを極力削ぎ落としたデザイン。キーボードの位置はわかるのですがホームポジションや指の動きはわかりません。タッチタイピングを身に着けるためにはホームポジションや指の動きを予習しておきましょう。
(3)Popタイピング
ポップコーンがポコポコ出てきて楽しい!寿司打同様、見た目は華やかなのですが、練習部分の要素が少なく、ある程度タイピングできる人向けな印象です。称号がいろいろあるようでコンプリートしたい気持ちになります。結果はポップコーンの数しか出ず、速度や正確性をひっくるめて評価しているようです。
(4)こどもタイピング
キーボード表示や、どの指でタイピングするべきかわかるようになっています。詳細結果を確認すると間違えたキーや時間がかかったお題なども調べることができます。
(5)FMVキッズ めざせ!タイピングマスター
大手パソコンメーカー富士通のサイトです。どこかで見たことがあると思ったらe-typingのもののようです。リンク先もe-typingになっていました。基礎問題から長文問題まで幅広くカバーしています。ここから広告にある有料サービス「ふくまろタイピング」につなげる流れのようです。
(6)ココアの桃太郎タイピング
RPG仕立てになっていてデザインもかわいいです。道場ではかなり丁寧に教えてくれるのですが、バトル中はキーボードの位置などがわからず、キーボードを初めて使う人には難しいかもしれません。また、スピードや間違えたキーなども出てこないです。
また、上の図のKKKのように1つのキーを打つパターンが多いので、中級者以上には物足りないところがあります。逆に、ゆっくりペースで反復練習したい方には良いです。
こちらのサイトでは広告は出ないのですが、スマホゲームではよくある課金アイテムを取り扱っています。連続してプレイするときや、ゲームを有利に進めるときにお金で解決できます。
道場のれっすんは途中から課金アイテムで支払いしないと進めないです。無料でできる範囲は限られていました。
(7)マナビジョン(P検)
P検を実施・運営している株式会社ベネッセコーポレーションのサイトです。e-typingと同様にシンプルです。P検何級相当のタイピングスキルか評価してくれるモードもあります。
(8)myTyping
こどもタイピングがあるサイトです。学習要素はタイピング画面ではなく、「ひよこでも出来るタイピング練習講座」のほうで学べるようになっています。お題の数が豊富に用意されており、2022年2月20日現在113441本あるとのこと。2021年2月15日では78188本だったので、1年で約1.5倍になっていますね。お題を自分で作成して公開することができるのが特徴的です。
(9)Playgram Typing
2020年8月にベータ版が公開された、株式会社Preferred Networksの子ども向けのタイピング練習教材です。
ワンポイントのイノシシがかわいいです。手の表示もわかりやすい。シンプルながら必要な情報が揃っている感じがします。基礎練習モードでは、ホームポジションの位置をはじめとして、ローマ字の入力について「あいうえお」から「かきくけこ」「さしすせそ」と順番に、かなりじっくり教えてくれます。練習のステージはすべて開いているので必ずしも順番に実施する必要はなく、飛ばすこともできる作りになっています。
とっくんモードでは苦手な文字を意識しながらタイピングできるよう工夫がされています。上の画像は苦手文字が「ひ(HI)」の場合。
うでだめしモードでは「はやさ」に応じて階級分けされます。プラチナの上にマスター(10タイプ/秒)とアルティメット(20タイプ/秒)があるようです。マスターは頑張ればなんとかいけるかもしれませんがアルティメットは生身の人間が到達できる領域なのでしょうか・・・。
個人的にイマイチだと思ったのは小文字の扱い。ここは何を重視して学びたい(教えたい)かで意見が分かれるところだと思います。こちらのサイトでは小さい「ぁぃぅぇぉ」についてそれぞれLA、LI、LU、LE、LOで教えており、上の図のように「ソファ」はSOHULA(6タイプ)になります。
みなさんはこのようにタイプしていますでしょうか。
ファがFAでタイプできることを知っていれば「ソファ」はSOFA(4タイプ)でタイプ数は3分の2に。さらに指の動きでいえばFAはどちらもホームポジションなのでHULAと打つより圧倒的に速く打てます。
LA、LI、LU、LE、LOで覚えておけばソファ以外でもトゥモローやウィルスなど対応はできるようになるのですが、どうしてもタイプ数が多くなってしまうので遅くなってしまうのが難点です。
私は速いほうが好きなのでトゥモローはTWUMOROーですし、ウィルスはWIRUSUです。「ふ」についてはHUとFUがあることを伝えた上で、指の動きが少ないFUをオススメしてます。
通常の文章であればLを使った小文字はほとんど使うケースは無いです。擬音語とかですかね。「スーッ」など。口語だと「うわぁあぁ」とか様々なケースありそうです。
複数のタイピング方法を知った上でどちらを採用するか判断してもらえばいいと思っています。
(10)tttttyping
とことん 手軽に 楽しく ためになる タイピングでtttttyping。この前朝のニュース番組で、競馬で「スモモモモモモモモ」という名前の馬がいて、実況者泣かせだと言っていましたが、tttttypingもうっかりするとttttypingだったりttttttypingになったりするので注意が必要です。
キーボードの位置やローマ字での日本語入力、ホームポジションや指の動きまで一気通貫で体系的に学べるtttttypingはキーボード入力に慣れていない子供や初心者の方におすすめです!特にローマ字を速く打つための工夫も入っています。
まとめ
ローマ字がわからない人はplaygramやtttttypingから始めるのがおすすめ。
ローマ字やホームポジション、指の動きを学び、ある程度打てるようになったら、
myTypingで好きな問題にTryしてみたり、
桃太郎タイピングのかわいさに癒されてみたり、
P検やFMVキッズ(e-typing)で高スコア狙ってみたり、
お寿司食べまくり、ポップコーン作りまくりで楽しむのが良いです。
上達に伸び悩んだらまたplaygramやtttttyping、桃太郎タイピングのれっすん(一部有料)で見直してみるとよいでしょう。広告表示があるものも多いので、心配な方は「なし」のものを選びましょう。
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