欲望2

Wikipedia「欲」では、金城辰夫編 『図説 現代心理学入門』 培風館からの引用として心理・社会的な欲求として以下の欲望があるとされています。思いついた具体例を(⇒)で挙げてみました。

獲得:財物を得ようとする欲求。
 ⇒もっと高い給料が欲しい、新しいパソコン欲しい、車が欲しい、家が欲しい、時計が欲しい、バッグが欲しい、服が欲しい、など

保存:財物を収集し、修理し、補完する欲求。

 ⇒カードコレクション、切手集め、キャラクターグッズ集め、など

秩序:整理整頓、系統化、片付けを行う欲求。

 ⇒部屋を掃除したり、学んだことをノートに整理したり、マインドマップを書いてすっきりしたくなる、など

保持:財物を持ち続ける、貯蔵する、消費を最小化する欲求。

 ⇒貯金や資産運用、節約

構成:組織化し、構築する欲求。

 ⇒会社のように同じ仲間を集めて大きな力にすること?

優越:優位に立つ欲求。達成と承認の合成。

 ⇒誰かと比較して自分のほうが上だと思いたい気持ち。

達成:困難を効果的・効率的・速やかに成し遂げる欲求。

 ⇒難しいことに取り組んで、解決したい。

承認:賞賛されたい、尊敬を得たい、社会的に認められたい欲求。

 ⇒ほめてほしい、認めてほしい、ここにいてもいいんだという気持ち。

顕示:自己演出・扇動を行う、はらはらさせる欲求。
 ⇒ちょっと背伸びして人に接したくなる気持ち?優越感を得るため?

保身:社会的な評判・自尊心を維持する欲求。

 ⇒世間体を気にした行動をとるなど?

劣等感の回避:屈辱・嘲笑・非難を回避する欲求。

 ⇒失敗するのが嫌だから挑戦したくない、つまらない人だと思われるからスピーチしたくない、

防衛:非難・軽視から自己を守る、また自己正当化を行う欲求。

 ⇒攻撃されたら反論、反撃する。自分は悪くないと思う。

反発:二度目の困難に対して再び努力し、克服・報復する欲求。

 ⇒達成に近いが、一度失敗して立ち上がる点が違うか。

支配:他人を統率する欲求。

 ⇒他の人に自分の言うことを聞いてほしい。従ってほしい。

恭順:進んで他人(優越な人間)に積極的に従う欲求。

 ⇒先輩には一生ついていきます!

模倣:他人の行動やあり方を真似する欲求。

 ⇒尊敬している人に近づきたい、好きな人に同調の気持ちを伝えたい

自律:他人の影響・支配に抵抗し、独立する欲求。

 ⇒自分で決めたい。自分の考えや行動にあれこれ口を出さないでほしい。

対立:他人と異なる行動・反対の行動をとる欲求。

 ⇒アイツがあっちから帰るならこっちから帰ろう。
  世間一般ではこう考えられているけど逆に考えればこんなことがいえるのでは。

攻撃:他人に対して軽視・嘲笑・傷害・攻撃する欲求。

 ⇒陰口、いじめ、パワハラ、など。優位に立つため?強盗などは獲得目的か。

屈従:罪悪の承服・自己卑下の欲求。

 ⇒悲劇のヒロイン

非難の回避:処罰・非難を恐れて法・規範に進んで従う欲求。

 ⇒ルールを守りたい。怒られるのが怖い。

親和:他人と仲良くなる欲求。

 ⇒話したい、気持ちを伝えたい。

拒絶:他人を差別・無視・排斥する欲求。

 ⇒この人とはもう話したくない。口もききたくない。

養護:他人を守り、助ける欲求。

 ⇒子どもや高齢者など自分より弱いものを守りたい。

救援:他人に同情を求め、依存する欲求。

 ⇒乞食、だれかに助けてほしい

遊戯:娯楽などで楽しみ、緊張を解す欲求。

 ⇒モバイルゲーム、パチンコ、ギャンブル、カラオケ、飲酒、タバコ、などなど

求知:好奇心を満たす欲求。

 ⇒日常で疑問に感じたことを調べたり、本を読む。INPUT。

解明:事柄を解釈・説明・講釈する欲求。

 ⇒観察や研究したい気持ち。

ライフステージによって欲求は変化するものだと思いますし、感じます。

資本主義経済では様々な手段で欲求を生み出すようになっていますので、注意が必要ですね。

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