大変だったときに感じた人の優しさ

10年前、生まれて初めて命の危険を感じるほど揺れました。電車は止まり、帰る人と帰らない人がいましたが、当時小さな娘もいたので歩いて帰る決断をしました。道路に亀裂が入っていたり、火災で遠くが赤かったりしていましたが道の途中でおばちゃんが「大変ね、これ食べて」と飴を渡してくれました。小さな娘と不安がっていた妻を、隣りの家の方が心配して、一緒に過ごしていてくれました。本当にありがたかったです。

価値観も大きく揺さぶられました。モノは一瞬で無くなる。何が大事なのか、これから何を大事にしていくべきか、日々考えさせられました。

被害に遭われた方々、亡くなられた方々に心よりお見舞いとご冥福をお祈りいたします。

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