書籍「ゲームにすればうまくいく」 著者:深田 浩嗣より。
人を夢中にさせるために9つの要素を定義。
- 可視化
- 目標
- オンボーディング
- 世界観
- ソーシャル
- 上級者向け
- チューニング
- ゴール
- おもてなし
目標は「プレイヤーが目標とするのにふさわしい指標を可視化」することがポイント。なにを求めているかを考えて、その達成度がわかるものを可視化する。
目標を定めることで様々な欲求の引き金になることが考えられます。
“なにかの行動を可視化した瞬間から、それをみるプレイヤーの頭の中には自然に目標が設定されることになる”とありますが、確かに可視化の効能として挙げたものがさらに強化されるイメージがあります。
困難を効果的・効率的・速やかに成し遂げるたい「達成」、
具体的な目標があることで一度挫折してもあきらめない「反発」、
目標の達成のために、一人で難しいものは仲間を集めて実現する「構成」、
目標に向けてもっと数値を良くしたくなる「獲得」、
悪くなることを防ぎたくなる「保持」、
他の人と比べて良くなることで感じる「優越」、
その値がすごいと思われる「承認」、
同じ目標を持つ人たちと協力する「親和」、
数値が悪い人を助ける「養護」、
目標を達成するために調べものをする「求知」、
目標を達成するために試行錯誤する「解明」
目標のレベルが低いと達成感は少なくなり、かといって目標のレベルが高すぎると達成できる気がしなくなって途中で投げ出してしまいますよね。頑張れば到達できることが重要です。ただし頑張る度合いも人さまざま。低めに始めて、徐々に高くしてバランスを見極めるのがいいのではないでしょうか。達成することで自己肯定感も増します。
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